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VMD
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Production

総演出して、やっと伝わる
お店を「劇場」と表現する会社で、わたしたちはVMDと出会いました
まさにヴィジュアルデザインを表現するのに最適な言葉で、未だに心に残る哲学です。

ヴィジュアルデザインとは、現場での合理性とマーケティングを元に、ブランドのビジョンを芸術的な表現で演出する方法だとわたしたちは考えます。


わたしたちは売り場演出を理論と感性で攻めるVMD生まれのヴィジュアルデザイナーです。
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ヴィジュアルデザインとVMD
VMDはヴィジュアルデザインに含まれる要素です。
​まずはブランドありき。そのブランドの魅力を最大限に機能させ、マーケティングという名の波に乗るために、メディアを問わずいろんな視覚的アプローチを考えていきます。
以下の項目はヴィジュアルデザインに含まれる要素です。
画像分かりやすい図
Product/MD
​ヴィジュアル目線から”無いと損するであろうレーダー”が察知した時には、品揃えにもクチを挟みます。また、足す事でインパクトを強くするデザインについても提案します。

​Photo/Video Production
イメージを設計していく上で欠かせないのがグラフィック。近年はビデオに移行しつつありますが、いづれも間違った表現をすると(=ダサさ溢れる)ショールームにすら相手にされません。これ非常に重要です!

Advertising/Campaign
PRとして成り立つキャッチ製品とプロフェッショナルなヴィジュアルツール(カタログ、デジタルコンテンツなど)は必須です。売れた後で予算を組んでいては遅いのです。ブランドが無名のうちは本末転倒だと思うかも知れませんが、まずは知ってもらわないことには”予選敗退”しているのと同じです。

Event
短期間で効果を実感できるのがイベントの特徴。同じグラフィックを使用したり、キャンペーンを打つ事で、忘れられなくなる強烈なインパクトを与える事ができます。ヴィジュアルツールの準備ができたら、POPUPでも展示会でも、その後のアフターフォローでも存分に活用できます。

Interior
空間を演出し、アイデンティティーを創る上でもっとも大切なのがインテリアです。PinterestやHouzzのサイトなどで素敵だなと思うイメージ、実は家具や一風変わった建材と仕上げを一瞬で見ているのです。大抵のイケてるお店はライティングと照明機具にこだわっています。
撮影ならばセットを組み、演出小物を利用して空気感や雰囲気を商品に合うように創りあげます。
​店舗で特徴的なものだと、ラグジュアリーファッションブランドが、どこに行っても店ヅラが統一している、あれです。

VMDは手法ですので、その取り入れ方は人や会社それぞれ。ざっくりと脳タイプに分けてみるとこうなりました。シーズンに応じて、aとbのさじ加減を調整し、最適なプレゼンテーション計画をたて実行すること。

a.右脳派....イメージ先行型。ストーリーを語り「感じ」や雰囲気で人を引き寄せる→欧米に多い
b.左脳派...モノ先行型。デリバリー時期から仮説を立て、予算と売り上げベースに順次プランニングを進める→日本に多い ​

現場は生き物です。ピチピチ動く時もあれば、死んだように動かないような時もあります。打ち出し方によって生死を分けるのでスリル満点。最初はピッチピチでもそのうち元気が無くなる、そしたらまた手をかけて蘇らせるのも大切な役割の一つです。
画像
関係ない図

なぜそうした!?

上の項目は、それぞれの専門家に役割が分担されている場合がほとんどです。例えば、グラフィック関係は広告代理店が、店舗デザインは建築事務所が、(コテ先でいきなり予定を変えるのはアナ・ウィンター的なドンが)...など。

がっ!

わたしたちは、それを疑問に思わずにはいられないような場面に、数え切れないほど遭遇しました。お客さんの目しか気にしていない、そこで働くスタッフやBtoBのことなどガン無視された、誠にもったいないケースです。

ありすぎる例

「なぜそこにウィンドウをつくった!?」
ウィンドウは日中はお店の顔で、日が暮れると広告として絶大な存在感を発揮する場です。みっちりとリサーチを重ねた上で、適切な所に適切な広さで設計されるべきなのですが、やたら数が多いとか、広過ぎる、という例は後を立たちません。その上、常に埋めておかなきゃいけない事態が発生します。特に”デザイン”を扱う場合は、「いいね〜」感がにじみ出る美的信用を持ってもらう為に、ウィンドウの完成度を保ち続ける必要があります。ハンパない仕事量なので、それを作る人が兼業なんかしていると、拷問的な負担になります。

「そのグラフィックはいいのか!?」
写真やビデオを含め、グラフィックデザインは緻密で優秀な業務だと思います。ただデザインがコンテンツの秀逸さについていけず、”必要な事しか”、または”キレイな見た目”しか与えられず、インスピレーションを全く感じない件がたくさんあります。さらに今やデジタルの時代。製品をみてもらう為に、まず率先して強化すべきはここなのです。

専門的な領域の事は、もちろん専門家に任せるべきです。ただし、各担当者が好き勝手に表現するのではなく、一貫したブランドビジョンのもと、現場の合理性に合わせて総演出する事がとっても重要です。

機能的なヴィジュアルデザインとは、時代に合わせて形を変えながらズドンッとくる表現を目の前でやってのける事です。
モチベーションぴったりの商品を、見える形で提案しイメージ出来るように仕掛ける
例えば...
結婚願望のある人が、目の前に理想的な人が現れ、その人と一緒に、庭付き一戸建てで赤ん坊とトイプードルをあやしながら食卓を囲むイメージが膨らむと、プロポーズされる前に「YES, I DO」ってなっちゃいませんか。

春になると、ダウンジャケットからスプリングコートへと着替え、ブーツ脱ぐだけで新鮮な気分になりませんか。街では萌えるようなパステルカラーや鮮やかな色が目に飛び込んで来て、コレと言って分からないけど、何だか新しいものが欲しくなった経験ありませんか。

クリスマスの時期になると次から次へと素敵なギフトが目の前に現れては消え...人への贈り物と一緒に「今年も頑張った自分へのご褒美」みたいな謎の理由をつけて、つい余計に買ってしまったりした事、ありますね。
人間は勝手に盛り上がりますが、モノは盛り上げてあげないとだめ
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ヴィジュアルデザインの活用例
では実際にどのように問題を見つけて解決していくのか。ありがちな状況を想定してみましましょう。
🤦🏻‍♀️裏切られたマーチャンダイズ例
「最高に旬で軽くて機能的なナイロンバッグが欲しいな→アスリージャーのお店に行ってみよ→バックパックとかヨガバックとか、全部大きすぎるよー、他にラインナップ無いのー?」
🙋🏻足りない商材を見抜き、期中企画として補充しましょう
​

🤦🏼‍♀️インスタ栄えはするけれど...例
「フランス直輸入雑貨のポップアップだってー、絶対行くー!→素敵なディスプレイでワクワクするし、可愛い商品がいっぱい→買ってもどこに置いて何に使ったらいいか分からないから、インスタ用に写真だけとって帰ろ」
🙋🏼カタログで世界観を出すのは比較的簡単、具体的で提案力のあるスタイリングに落とし込みましょう

🤦🏽‍♂️やっぱネットで...例
「イケてるアウトドアギア見つけた!→ネットの方が安く買えるかも、ポイントたまるし」
🙋🏽‍♂️ネットに載せる商品と店頭だけで専売するもので、デザイン展開を変えてみましょう

🤦🏼‍♂️うわダサっ!例
「知り合いから合同展示会の案内が来た→ぜひ行こう!→.....やっちゃったね→関係者だと思われたく無いから通り過ぎるか、せっかくだし軽く挨拶だけして帰るか、究極の選択」
🙋🏼‍♂️見せ方次第で誤解を招いてしまう恐れがあります、今すぐ見直して正しい演出を心掛けましょう

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