生活していて個人的に感じること、ニューヨークに住んでる日本人に聞いたことを書きました。 プラスチックバッグとペーパーバッグアメリカでは日用品などの買いものに行くと必ずビニール袋を二重にされます。もちろん破れを防ぐためですが、それでもパッケージの角が触れるだけで、すぐ裂けるほどヘナチョコです。 紙袋は持ち手をくっつけてるところが弱くてすぐに取れるし、雨が降ったらおしまいです。もちろん雨よけカバーなんていう親切なサービスありません。バッグが破れるたびに、激おこぷんぷん丸です! リサイクル先進国のパラドックス?と不思議に思って仕方がありません。エコバッグを持ち歩く人も増えましたが、それでも日本のようにビニール袋をストックしておいて、他のことに再利用(英語でRecycle)する人は少ないです。 日本の使い捨てバッグは捨てられません。 99¢ストアいわゆる100均です。 わたしはいつか、日本の100均グッズのポップアップストアをアメリカで開催してみたいです。一つ$5にしても売り切る自信があります。アメリカには無い、アイデアとクオリティが100均には詰まっているからです。 $8でテープが切れるチタンハサミを買いました。仕事がらよく使いますよ、でも約3ヶ月で使うたびにクリーニングが必要になるなんて...ちなみに日本で同じくらいの値段で4年前に入手した、フッ素加工のハサミは今だ現役バリバリです。 ちなみに多くの100均のお店のVMDは、まるでAmazonの「これにも注目」「チェックした商品の関連商品」を実態化したようなレイアウトになっていて頭が上がりません。 家具と家電のデザインアメリカのかっこいいとされているデザインはとにかくデカくて重くて収まらない!土地が広い地方はいいですよ、でもニューヨークには、小さなアパートや6畳〜8畳間くらいの狭い部屋も多いんです。 多機能な家具や、場所を取らない家電を探そうとすると一苦労します。 確かに小さくて軽いものもあるけれど、使えりゃいいというもんじゃ無いし... 日本のデザインは収まりよく工夫されているので、ニューヨークのタイトな空間にはぴったりなんです。 各メーカーのみなさん、ぜひニューヨークへ来てください。 プラスチックのパッケージ日本のプラスチックで出来たパッケージは象が踏んでも割れないでしょう。アメリカのは誰にも踏まれなくても勝手に割れています。 ボトルキャップなんかがその代表例です。 わたしはブロンドヘア〜なので、ブルーシャンプーという特殊なものをオーダーするのですが、きちんと梱包されていたにも関わらずキャップが割れて、青紫色のグロ美しい液体が箱の中に広がってたことがあります。ハチミツをオーダーした時もそんなことがありました。 だいたい商品を使いきる前にパッケージが壊れてしまうことが多いのです。中身やグラフィックデザインは唯一無二なのに、悲しいことに誰もそこはこだわってくれないんですね。 ポテチのバッグも、横に開かず、縦に裂けるから最後まで食べないといけなくなるんです! 日本のパッケージメーカー屋さん、どうか助けて下さい。 印刷最後になんと言っても悪質なのがこれ。
夏場なんかに新聞や雑誌を握りしめていると、手がインクに犯されます。その手でつい真新しい、白いドレスを捲し上げると....もうお分りですね。 読書好きのニューヨーカーのために、どうか指紋フリーな新聞と雑誌を作って下さい。
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中尾ユウコ青木チサトヴィジュアルデザイン/コンサルタント
2000年にオープンした3300坪の大型ライフスタイル提案型アパレルの立ち上げVMDメンバーとして出会う。その店舗専用のVMDマニュアル&システムを築きあげ、ヴィジュアル漬けの日々がスタート。 以降、究極のVMDを目指すべくそれぞれ修行の道へと撃進する。 2009年Yukoはニューヨークへ活動の場を移す。世界最古&最大の売り場面積を誇る、クリスマスで有名な百貨店のウィンドウチームに配属。作ったウィンドウ数知れず。(本当に数えれない...) 2010年Chisaは東京でスウェーデン発世界一の店舗数&売り上げを誇るあのアパレルでVMDとしてトレーナー、フラッグシップ店統括に就任。育てたスタッフと立ち上げたプラン数知れず。(計測不可能の域に達した) 数年後二人ともあっさり離職。同じところに居続けれないタイプ。 現在もVMDの領域を超えて、NYCと東京でクリエイティブなフリーランス生活を謳歌している。 Archive
7 月 2018
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