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#K-Beauty vs J-Beauty in U.S.

6/10/2018

1 コメント

 
美容ライターやマニアじゃないフツーの人でも、インターネットのレビューから質の高い情報を得れるようになりました。近年では中国・韓国系モデルのトレンド効果もあり、憧れのアジア人肌(年齢を感じさせない)になるためのスキンケアブランドが注目されています。
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アジア系美容はK-Beautyがリード
スキンケア重視の韓国美容が一気にアメリカに出てきました。2015年のK-beatyの輸出はアメリカだけで159%アップ、日本円換算で、約230億円です。

以下がK-beautyがアメリカで注目されている事実の一例です。


1. LVMHがClio Cosmetics Co.,を買収(2016年)
2. マンハッタンにはNature RepublicやThe Face Shopが続出、フェイスマスクの人気拡大に貢献
3. NordstormがK-beautyポップアップを開催(リンク)
4. ロレアル、ユニリーバ、エスティローダーが韓国美容の企業に投資
5. セフォラではK-beautyの売り場を拡大
6. Targetが自社で韓国の美容キュレーターを獲得し、新商品開発を始めた

​これだけ顕著だと、どれだけの勢いか一目瞭然です。2017年は中国でのマーケットが縮小したのに対し、アメリカではまだまだ人気が続きそうです。
​
K-Beautyはアメリカのティーンからミレニアル女子にフィットしています。韓国の女の子たちのソーシャルメディア好き、YouTube好きが次々と新商品やチュートリアルをポストしたことがさらに加速させたよう。この世代が特に好きなのは、

Euromonitor Internatioanlは成功の秘密は以下の要素だと分析しています。

1. 可愛くて遊びのあるパッケージ
2. 楽しい香りとテクスチャー
3.パッケージに「アンチエイジング」などプラスアルファの効果が書かれている
4. トレンドの原材料を使ってる
5. アメリカでは聞き慣れない原材料を使っている(緑茶、竹エキス、火山島で取れた炭、カタツムリなど...)

スキンケアに関して言えば、エキゾティック=オーガニックというイメージの方程式があるのでそれも加味したようです。
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身近な友人はまだ先がけの頃に、庭でカタツムリの養殖を始めたほど🐌韓国美容技術を取り入れたMade in USAの製品がこれからもっと出てくるだろうと読んだのです。美容とは無縁の男性にまで浸透しています。
絶対イケる!日本美容のアメリカ進出
アジアの中でコスメティックのリーダーは日本だと言われているのに、アメリカには日本のコスメが無いのはなぜ!?😭

K-Beautyが10代後半〜37歳をターゲットにしているならば、日本の美容ブランドは40代以上といった位置づけになっています。というのも日本のブランドはSHISEIDOとSK-IIしかなく、後者はKate Blanchettをブランドアンバサダーにしていてるから分かりやすいんです。それにしても2ブランドしか無いって...
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時々帰国した時は、いつも日本のコスメの種類と機能に驚きます。海外のラグジュアリーブランド並みのクオリティーでも、駅にあるお店でで2000円とかで買えちゃうんですから😍

パッケージは壊れないし印刷は消えないから、使い終わるまで見た目がキレイ✨ブランディングが徹底してるから、自分好みが見つけやすいんです。さらに美容器具の進化といったら異次元です...🙌 海外生活してる女性からすると、宝の山。
(ちなみに先日Panasonicのフットスパマシーンをわざわざ日本から取り寄せてしまったんだけど、大正解でした🙆🏼)


日本のメーカーがアメリカ向けに中堅価格ブランドを作って、売れないわけが無いと思うのです。

「整形しなくても肌が綺麗」

というのもJ-Beautyの売りになるはず。

さらにさらに...韓国はお手入れのステップがいっぱいあるのに対し、日本はもっとシンプル。忙しいニューヨーカーのライフスタイルにも合います。
高機能オールインワンゲルとか集めて「Beauty Jello Bar」(名前が思いつきませんでした)とかってポップアップやったら面白そう😆あとウェットタオルのサラサラシート系集めて「Multi function beauty tissue lab」(すみません、これも名前が...)とか?😚


抹茶やラーメンがアメリカにすっかり根付いたんだから、J-Beautyもしかり!

日本の美容メーカーの皆さんの進出と活躍を陰ながら応援していまーす✊🏻






1 コメント
末次 央宜
5/8/2020 07:31:43 pm

とても興味ある記事でした。
日本企業も頑張っていかないといけませんね~

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    中尾ユウコ​青木チサト

    ヴィジュアルデザイン/コンサルタント

    2000年にオープンした3300坪の大型ライフスタイル提案型アパレルの立ち上げVMDメンバーとして出会う。その店舗専用のVMDマニュアル&システムを築きあげ、ヴィジュアル漬けの日々がスタート。

    以降、究極のVMDを目指すべくそれぞれ修行の道へと撃進する。

    2009年Yukoはニューヨークへ活動の場を移す。世界最古&最大の売り場面積を誇る、クリスマスで有名な百貨店のウィンドウチームに配属。作ったウィンドウ数知れず。(本当に数えれない...)

    2010年Chisaは東京でスウェーデン発世界一の店舗数&売り上げを誇るあのアパレルでVMDとしてトレーナー、フラッグシップ店統括に就任。育てたスタッフと立ち上げたプラン数知れず。(計測不可能の域に達した)

    数年後二人ともあっさり離職。同じところに居続けれないタイプ。


    現在もVMDの領域を超えて、NYCと東京でクリエイティブなフリーランス生活を謳歌している。

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